脂肪肝
脂肪肝とは、肝臓に脂肪が過剰に蓄積された状態です。
健診で「肝機能異常」や「脂肪肝を疑う」と指摘されることも多く、40代以降の方を中心に近年急増している生活習慣病のひとつです。
一見すると自覚症状がないことが多いのですが、放っておくと、肝炎・肝硬変・肝がんへ進行するリスクもあり、早期の対応が重要です。
とまこまい西インター内科・消化器内科・小児科クリニックでは、内科・消化器内科の専門医が脂肪肝の診断と生活改善サポートを行います。
脂肪肝の症状について
脂肪肝の多くは初期には症状がほとんどなく、健康診断で指摘されて初めて気づくことが多いです。
しかし、進行してくると以下のような症状がみられることがあります。
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倦怠感(体がだるい)
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食欲不振
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肝機能異常(AST、ALT、γ-GTPの上昇)
ただし、症状の有無にかかわらず、進行性の脂肪肝(NASH)では肝硬変や肝がんに至る場合もあるため注意が必要です。
脂肪肝の原因について
脂肪肝には、大きく分けて以下の2つのタイプがあります。
1. アルコール性脂肪肝
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アルコール(特にビールや日本酒)を日常的に多く摂取している方に多く見られます。
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アルコールが分解される過程で、肝臓に脂肪が蓄積されやすくなります。
2. 非アルコール性脂肪肝(NAFLD)
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飲酒量が少ないにもかかわらず、肥満・糖尿病・脂質異常症・高血圧などが原因で脂肪が蓄積されます。
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特に肥満や内臓脂肪が関与する「メタボ型脂肪肝」が増えています。
さらに進行して炎症を伴うと「非アルコール性脂肪肝炎(NASH)」と呼ばれ、肝硬変や肝がんのリスクが高くなります。
当院では、肝機能だけでなく血糖値や脂質、インスリン抵抗性も含めて包括的に評価し、必要に応じて腹部エコーや血液検査を行います。
脂肪肝の診断について
以下のような方法で脂肪肝を診断します。
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問診・生活習慣の確認
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血液検査(AST、ALT、γ-GTP、HbA1c、中性脂肪、LDLなど)
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腹部エコー(超音波)検査:肝臓の白く写る部分が多いと脂肪肝の可能性
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Fib4-indexなどの非侵襲的スコアによる肝線維化評価
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必要に応じて、**CT検査やMRI(外部提携病院)**を紹介することもあります。
進行度や合併症の有無をしっかりと見極めることが重要です。
脂肪肝の治療法について
脂肪肝の基本は生活習慣の改善です。
薬物療法はあくまで補助的であり、ご自身の生活を見直すことが何よりも効果的です。
1. 食事の見直し
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摂取カロリーの制限(肥満の場合は1日1,500kcal前後を目標)
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糖質・脂質・アルコールの制限
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食物繊維・たんぱく質を意識した食事
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夜遅い食事や間食の見直し
当院では、薬剤師資格を持つ院長が栄養バランスや食事タイミングについても丁寧に助言いたします。
2. 運動習慣の改善
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週3~5回の有酸素運動(ウォーキング、軽いジョギング)
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自宅でできる簡単な筋トレやストレッチ
運動だけでなく、生活全体の活動量を増やすことも大切です。
3. 体重管理と内臓脂肪の減少
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体重の5~10%減少が目標です。
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ウエスト周囲径を定期的に測定し、内臓脂肪の減少効果を確認します。
4. 薬物療法(必要な場合)
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インスリン抵抗性の改善薬
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脂質異常の治療薬
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ビタミンEなどの肝機能補助薬
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GLP-1受容体作動薬(肥満や糖尿病合併例に)
当院では必要最小限の薬で、効果的かつ安全な治療を目指します。
脂肪肝についてのよくある質問
Q1. 脂肪肝は放っておいてもいいのですか?
A1. 症状がなくても、進行性脂肪肝(NASH)になると肝硬変や肝がんのリスクが出てきます。定期的な経過観察が大切です。
Q2. ダイエットで脂肪肝は改善しますか?
A2. はい。**体重を5~10%減らすだけで、肝機能の改善が見込めます。**急激な減量ではなく、継続可能な食生活が大切です。
Q3. 飲酒をやめれば脂肪肝は治りますか?
A3. アルコール性脂肪肝であれば、禁酒により改善することが多いです。ただし、非アルコール性の場合は食事や運動の見直しも必要です。
院長より
脂肪肝は、症状がないからこそ気づきにくく、放置されやすい疾患です。
しかし、生活習慣の見直しにより、肝機能の改善や将来の病気の予防が期待できます。
とまこまい西インター内科・消化器内科・小児科クリニックでは、患者さん一人ひとりのライフスタイルに合わせて、無理なく取り組める方法をご提案しています。
お気軽にご相談ください。
