急性腸炎
急性腸炎は、細菌やウイルス、食事の不摂生などによって突然起こる胃腸の炎症性疾患です。下痢や腹痛、発熱、吐き気といった症状を伴い、特に小さなお子さんや高齢の方では脱水や体力低下を招きやすいため、早めの対応が大切です。
私たち「とまこまい西インター内科・消化器内科・小児科クリニック」では、内科・消化器内科・小児科の診療体制を活かし、幅広い年齢層の方の急性腸炎に対応しています。苫小牧市周辺で急な胃腸症状にお困りの方は、どうぞ安心してご相談ください。
急性腸炎の原因について
急性腸炎の原因は多岐にわたり、以下のような要因が考えられます。
感染性腸炎(ウイルス性・細菌性)
-
ウイルス性・・ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスなど
-
細菌性・・サルモネラ、カンピロバクター、腸炎ビブリオ、大腸菌(O157など)
多くは食べ物や水を介して体内に入り、腸内で炎症を引き起こします。
非感染性腸炎
-
暴飲暴食、脂っこい食事、刺激物の摂取
-
強いストレスによる腸の過敏反応
-
薬剤(抗生物質など)の副作用による腸内環境の乱れ
当院では、症状や経過、必要に応じた検査によって原因を見極め、適切な治療方針をご提案しています。
急性腸炎の主な症状
急性腸炎では、次のような症状が急に現れることが多いです。
よく見られる症状
-
下痢(1日数回〜10回以上)
-
腹痛(下腹部中心)
-
吐き気、嘔吐
-
発熱(ウイルス性で微熱、細菌性で高熱になりやすい)
-
食欲不振
-
脱水症状(口の渇き、尿量減少、全身のだるさ)
小児や高齢者では、症状が軽くても脱水が進んでしまうことがあります。水分が取れない、ぐったりしている、尿が少ないといった場合はすぐに受診が必要です。
急性腸炎の検査と診断
急性腸炎の診断には、以下の方法を組み合わせて判断します。
-
問診・・発症のきっかけ、食事歴、周囲での流行の有無
-
視診・聴診・触診・・腹部の張り、音、圧痛の確認
-
便検査・・細菌・ウイルスの検出、白血球の有無など
-
血液検査・・炎症反応、脱水の有無、腎機能の評価
-
腹部エコー・レントゲン・・腸の腫れや動きの確認(必要時)
当院では院内で迅速な血液検査・便検査を行い、必要に応じて即日診断・治療に移ることができます。
急性腸炎の治療法について
治療の基本は「安静」と「脱水予防」、そして「対症療法」です。
軽症の場合
-
水分補給(経口補水液やイオン飲料など)
-
食事は無理せず、消化に良いものから再開(おかゆ、うどんなど)
-
症状に応じて整腸剤や吐き気止めを処方
中等症〜重症の場合
-
嘔吐・下痢が強く水分が取れない場合は点滴治療
-
高熱や血便がある場合は抗生剤の投与(細菌性が疑われるとき)
-
ウイルス性腸炎には抗生剤は効果がないため使用しません
小児や高齢者の場合
-
脱水に特に注意が必要です
-
ご家族へのケア指導、食事・水分摂取のアドバイスも行います
当院では、急性腸炎の診療経験が豊富な医師が、お一人おひとりの症状や背景に応じた治療を行っています。
急性腸炎についてのよくある質問
Q1. 下痢が続いていますが、すぐに病院へ行ったほうが良いですか?
A1. 1日数回以上の下痢が続く場合、特に発熱や血便、嘔吐があるときは早めの受診をおすすめします。
Q2. 家族にうつりますか?
A2. 感染性腸炎の場合は、タオルやトイレの共用でうつることがあります。手洗いや消毒を徹底してください。
Q3. 食事はどのようなものがいいですか?
A3. 消化に良いおかゆ、にゅうめん、すりおろしリンゴ、バナナなどが適しています。脂っこい物や乳製品は避けましょう。
Q4. ウイルス性と細菌性の違いはどう判断するのですか?
A4. 便の性状(血が混じる、粘液が多い)、発熱の程度、発症状況などから推測しますが、確定には便検査が必要です。
院長より
急性腸炎は一見、風邪に似た軽い症状から始まることもありますが、気づかぬうちに脱水や体力の消耗を招くこともあります。特に小さなお子さんや高齢者では、症状が重くなる前に早めの対応が大切です。
私たち「とまこまい西インター内科・消化器内科・小児科クリニック」では、原因の見極めから回復まで、一貫してサポートいたします。必要があれば点滴や迅速検査も当日中に対応可能です。
「下痢が長引く」「食事がとれない」など、どんな些細なことでもご相談ください。地域の皆さまが安心して通院できるよう、丁寧な診察と分かりやすい説明を心がけています。
