大腸癌
大腸がんは、大腸(結腸や直腸)にできる悪性腫瘍です。日本では男女ともに罹患数が増加しており、早期発見であれば高い確率で完治が見込めるがんです。
しかし、初期の大腸がんはほとんど自覚症状がないため、定期的な大腸カメラ(大腸内視鏡検査)が最も重要な予防策となります。
当院では、苦痛の少ない大腸カメラ検査と、日帰りでのポリープ切除に対応しています。がんの予防・早期発見を目指し、地域の皆さまの健康をサポートいたします。
大腸がんの原因
大腸がんの発症には、生活習慣や遺伝的要因、腸内環境の変化などが複雑に関係しています。
主なリスク因子
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大腸ポリープ(腺腫性ポリープ)
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多くの大腸がんは良性ポリープから発生します
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加齢(50歳以上で増加)
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肉類・脂質の多い食生活
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運動不足や肥満
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喫煙・多量の飲酒
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家族歴(大腸がんの家族がいる場合)
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炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)
当院では、ポリープの早期発見と切除により、将来の大腸がんを予防する取り組みを積極的に行っています。
大腸がんの症状
初期の大腸がんには症状がないことが多く、症状が出てからでは進行しているケースも珍しくありません。
以下のような症状がある場合は、早めの受診と検査をおすすめします。
注意が必要な症状
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便に血が混じる(血便)
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下痢と便秘を繰り返す
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便が細くなる
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便が残っている感じ(残便感)
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腹痛や腹部の張り
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体重減少や貧血
このような症状がある方は、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)による精密検査が必要です。
大腸がんの検査方法
当院では、苦痛の少ない大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を行い、正確な診断を心がけています。
大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)
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直腸から盲腸まで、大腸全体を直接観察
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ポリープがあれば、その場で切除可能
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前処置として、腸の中を洗浄する必要がありますが、検査時間は10~20分程度
便潜血検査
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健診などで行われる簡便な検査ですが、出血のないがんは見逃すことがあります
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陽性であれば必ず大腸カメラによる精査が必要です
その他
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腹部CT検査
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血液検査(貧血や腫瘍マーカーの確認)
大腸がんの治療
大腸がんの治療は、がんの進行度や部位、体調などに応じて選択されます。
1. 内視鏡的切除(早期がん)
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粘膜にとどまっている小さながんであれば、内視鏡による切除(EMRやESD)で根治可能
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当院では、内視鏡治療が可能な状態かを正確に診断し、日帰りでの処置にも対応しています
2. 外科的手術
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進行がんの場合は、がんを含めた大腸の一部を切除する手術が必要です
3. 化学療法(抗がん剤治療)
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手術後の補助療法や、転移・再発時の治療として行われます
当院では、必要に応じて高次医療機関との連携を図り、適切なタイミングで紹介いたします。
大腸がんの予防と早期発見のために
大腸がんは、がんになる前段階のポリープを取り除くことで予防が可能です。
特に以下のような方には、大腸カメラをおすすめします。
大腸カメラをおすすめする方
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50歳以上の方
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健診で便潜血陽性となった方
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血便がある方
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家族に大腸がん患者がいる方
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腹痛や便通異常が続いている方
当院では、初めての方でも安心して受けられる検査環境を整えています。
よくある質問
Q1. ポリープを取ったらがんにならないのですか?
A1. はい、多くの大腸がんはポリープから発生するため、ポリープの切除は予防につながります。
Q2. 大腸カメラは痛いですか?
A2. 当院では、鎮静剤を使って眠ったような状態で行うことができるため、痛みの少ない検査が可能です。
Q3. 便潜血で陽性になりました。すぐに大腸カメラが必要ですか?
A3. はい、便潜血陽性=がんの可能性があるという意味ですので、必ず精密検査(大腸カメラ)を受けましょう。
院長より
大腸がんは、「がんの中でも予防できる数少ないがん」と言われています。
実際、定期的に大腸カメラを受け、ポリープを切除することで、がんになる前に食い止めることができます。
私たちのクリニックでは、内視鏡専門医による苦痛の少ない大腸カメラと、日帰りポリープ切除に対応しております。
「怖いから…」「恥ずかしいから…」と検査を避けるのではなく、ご自身の未来の健康のために、ぜひ一歩踏み出してみてください。
