不眠症
不眠症とは、眠りにつきにくい・眠っても途中で目が覚める・朝早く目覚めてしまうなどの睡眠の質の低下が続き、日中にも不調が現れる状態です。
年齢・性別に関係なく起こりますが、特に中高年の方やストレスを抱える働き世代に多い症状です。
とまこまい西インター内科・消化器内科・小児科クリニックでは、内科的な観点から、身体の病気や生活習慣、ストレスなど多面的に原因を探り、薬に頼りすぎず丁寧に対応いたします。
眠れないことで毎日がつらい…そんな方は、一人で悩まず、ぜひ一度ご相談ください。
不眠症の症状について
不眠症は、以下のような症状を中心に、日常生活に支障が出ることが特徴です。
主な睡眠の不調
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夜なかなか寝つけない(入眠困難)
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夜中に何度も目が覚める(中途覚醒)
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朝早く目が覚めてしまう(早朝覚醒)
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ぐっすり眠った感じがしない(熟眠障害)
日中の症状
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倦怠感、集中力の低下
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物忘れ、イライラ、不安感
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頭痛、食欲低下、抑うつ感
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自律神経の乱れ(動悸、便秘、めまいなど)
睡眠の悩みは、糖尿病、高血圧、認知症、うつ病などのリスクを高めることもあり、軽視できない問題です。
毎日続く眠れなさには、必ず理由があります。
不眠症の原因について
不眠症の原因は1つではなく、心理的・身体的・環境的な要因が複雑に関係しています。
よくある原因
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ストレス・不安・緊張
仕事・家庭・学校などの心理的要因が多くの不眠の引き金になります。 -
加齢
高齢になると眠りが浅くなり、中途覚醒や早朝覚醒が増える傾向があります。 -
身体的な病気
糖尿病、心不全、喘息、睡眠時無呼吸症候群、頻尿、慢性的な痛みなどが原因になっていることがあります。 -
生活習慣の乱れ
夜遅くまでスマホやパソコンを使用する、昼夜逆転、カフェインやアルコールの過剰摂取なども影響します。 -
服薬の影響
降圧薬、ステロイド、抗うつ薬など、特定の薬が不眠を引き起こすことがあります。
当院では、内科としての立場から、これらの背景を丁寧に伺い、身体疾患の有無も含めて原因を探ります。
不眠症の分類について
不眠症は、症状のパターンや原因によって分類されます。
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一過性不眠(数日以内)
急なストレスなどで一時的に眠れなくなる状態 -
短期不眠(1週間〜1か月未満)
試験や転職、病気などで一時的に眠れない -
慢性不眠(1か月以上)
原因がはっきりせず長く続く不眠
また、「精神生理性不眠」「身体疾患による不眠」「薬剤性不眠」など、原因別の分類もあります。
正しい分類が、正確な治療につながります。
不眠症の治療法について
当院では、不眠症の治療を「薬に頼りきらない」「根本的な改善を目指す」方針で行っています。
1. 睡眠習慣の改善(生活指導)
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就寝・起床時間を一定にする
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寝る前のスマホ・テレビ・カフェインを控える
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夜間の光刺激を避ける(照明を暗くする)
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日中の適度な運動や日光浴
こうした習慣改善だけで症状が軽減する方もいらっしゃいます。
2. 薬物療法
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睡眠導入薬(ベンゾジアゼピン系・非ベンゾ系)
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メラトニン受容体作動薬(体内リズムを整える)
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漢方薬(加味帰脾湯、抑肝散など)
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抗うつ薬・抗不安薬(必要に応じて)
※薬の使用は、最低限の期間・量で、依存や副作用に配慮して行います。
当院では、薬剤師の資格も持つ院長が薬の必要性を精査し、過剰処方を避けた治療を行っています。
3. 身体疾患の治療
不眠の背景に病気がある場合(例:夜間頻尿、無呼吸、疼痛など)、それらを治療することで睡眠の質が改善することも多いです。
不眠症についてのよくある質問
Q1. 眠れないとすぐ薬を飲まなければいけませんか?
A1. いいえ、薬に頼らずに治せるケースも多くあります。まずは生活習慣の見直しや、眠れない原因を探ることから始めましょう。
Q2. 睡眠薬はクセになりますか?
A2. 依存しやすい薬もあるため、当院では必要最小限の使用と、徐々に減薬する方針をとっています。ご安心ください。
Q3. 睡眠時無呼吸症候群とは違うのですか?
A3. 無呼吸症候群は眠っている間に呼吸が止まり、熟睡できないため、日中の眠気や疲労感が出ます。当院では簡易検査で確認が可能です。
院長より
眠れないことは、ただの「夜の困りごと」ではありません。
不眠は体のSOSであり、心身のバランスが崩れているサインでもあります。
私たち、とまこまい西インター内科・消化器内科・小児科クリニックでは、薬に頼りすぎず、生活や体調全体を整えることを重視した不眠症治療を行っています。
「眠れない夜がつらい」「このままでいいのか不安」という方、どうぞお気軽にご相談ください。
